京都府旅館ホテル生活衛生同業組合(小野善三理事長)は、NTT西日本京都支店とワイファイ環境推進などICT(情報通信技術)の環境整備・普及に関する連携協定を結んだ。
府旅組は京都に泊まる国内外の旅行者の、宿泊施設滞在中の快適な環境を提供するにはワイファイ整備が欠かせないと判断、NTTの協力を得て整備することにした。
締結式は9月下旬、京都市内の旅館さわや本店で行われ、小野理事長、NTT西日本の佐々木康之京都支店長らが出席し、協定書に調印した。ワイファイ環境整備のほか、ICTを活用した宿泊施設の活性化なども視野に入れている。
当日は、宿泊施設の活性化に向けたサービスの一つとして、コミュニケーションロボット「ソータ」が展示され、観光案内などのデモを行った。ソータは高さ約30センチのロボットで、案内やPRのほか、客との雑談などにも応じることができ、コミュニケーション作りに一役買っている。