湯の花温泉観光旅館協同組合(京都府亀岡市)は、組合設立50周年事業として、湯の花温泉ブランドを生かした土産品の販売を始めた。
同組合では、08年に地域団体商標登録「湯の花温泉」を取得したことを機に、京都府から京都ブランド新分野開発事業として支援を受けて地元食材を使った湯の花温泉らしい銘菓・みやげの開発に取り組んでいた。
今回販売する商品は昨年一般公募され最優秀アイデア賞を受賞した黒豆どら焼き「くろまめ太郎の恩返し」が含まれる。
「くろまめ太郎の恩返し」は、当時南丹高校3年生だった平野弥生さんの応募作品。地元丹波の黒大豆が丸ごと入った少し小ぶりのどら焼き。生地に黒豆の煮汁や黒豆茶、竹炭を練りこんだ。平野さんの考えたキャラクター「くろまめ太郎」が湯の花温泉で元気になった恩返しに作ったお菓子というストーリーも作り、包装に加えた。
このほか「手刷り 湯の花 小箱」、湯の花温泉「竹炭あぶらとり紙」、湯の花温泉「美肌小布」の販売も始める。
湯の花温泉ブランドを生かした銘菓・土産品