京都デスティネーションキャンペーン(DC)「京の冬の旅」(1月1日〜3月20日)と、京都ならではの雅な体験型観光を集めたキャンペーン「京のたしなみ」のオープニングイベントが9日、京都市のホテルグランヴィア京都で開かれた。
オープニングイベントにはJR各社、関西私鉄各社をはじめ観光関係者などが多く出席した。
門川大作・京都市長は「京都市は『5000万感動都市』を目指し、あらゆる苦情をなくしていく努力を進めている。観光で日本を元気にしたい」と述べた。会津若松市と観光交流を行う相互交流協定を結ぶなど被災地支援に取り組んでいることも説明した。
JR西日本の柴田信・常務取締役執行役員営業本部長は「昭和55年から始まった京都DCのように長く続いているキャンペーンは他にないと自負している。昨年からは、京都の奥ぶかさを知ってもらうキャンペーン京のたしなみを京都の若手作家さんたちと一緒に取り組んでいる。昨年以上の実績を上げたい」と話した。
オープニングイベントでは、キャンペーン京のたしなみの実演として、華道家元池坊の次期家元、池坊由紀氏によるいけばなについての講演、山陽新幹線沿線の福岡、広島、岡山の代表者によるいけばなの実演が行われた。
門川京都市長らが出席したオープニング行事