京成電鉄は8月31日、千葉県酒々井町と「酒々井町と京成電鉄株式会社との包括的な連携に関する協定書」を締結した。地域活性化での連携をより一層推進し、地域社会の発展に貢献する。
同協定は、互いに有する知的財産などを有効に活用し、さまざまな分野で相互に協力し、100年安心して住めるまちづくりに寄与することが目的。(1)シティプロモーションの推進および鉄道と沿線価値の向上に関すること(2)安全・安心なまちづくりに関すること(3)公共交通の利用促進と駅周辺の整備に関すること(4)地方創生の推進に関すること―に取り組む。
両者はこれまで、空き家の発生予防、適正管理、利活用推進を目的とした「空き家等対策に関する協定」を締結するほか、酒々井町の児童、生徒を対象とした学習プログラム「酒々井学」の一環として宗吾車両基地見学会などを実施している。