観光庁が21日に発表した3月の主要旅行業58社の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額5473億3832万円で、前年同期比0.9%減、10年同月比では7.9%増加した。
内訳は、国内旅行が前年同月比0.6%増の3419億9572万円、海外旅行が4.1%減の1988億3722万円、外国人旅行が26.8%増の65億539万円。国内旅行は2カ月連続の増加となった。
分野別に10年同月比を見ると、国内旅行は10.0%増、海外旅行は3.5%増、外国人旅行は43.2%増だった。
58社中取扱額の合計が前年を超えたのは20社。国内旅行で前年を超えたのは54社中、20社だった。
募集型企画旅行の総取扱額の前年同月比は1.3%増の1532億2020万円だった。国内旅行は2.9%増の865億6257万円、海外旅行は0.7%減の663億7461万円、外国人旅行が3.2%増の2億8301万円だった。10年同月比は、国内旅行が5.3%減、海外旅行が14.3%増、外国人旅行が0.6%減で、合計で2.3%増だった。
募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比1.1%増の412万8698人。内訳は国内旅行が1.9%増の365万5579人、海外旅行が5.2%減の45万8105人、外国人旅行が8.3%増の1万5014人。10年同月比は、国内旅行が0.7%減、海外旅行が4.0%増、外国人旅行が0.2%減、合計では5.9%減だった。