観光庁が11月2日に発表した8月の主要旅行業50社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比0・3%減の6009億1100万円だった。
内訳は国内旅行が1・9%減の3580億7922万円、海外旅行が1・8%増の2280億197万円、外国人旅行は7・2%増の148億2980万円だった。
国内旅行は台風の影響などにより前年を割ったたが、九州方面は「ふっこう割」の効果もあり、需要が回復傾向にある。海外旅行はオリンピック関係の旅行のほか、北米やアジア方面が好調だった。外国人旅行は、東アジアや東南アジアのほか、北米方面からの訪日客が好調だった。
取り扱いの合計が前年同月を超えたのは49社中18社。国内旅行は48社中19社、海外旅行は48社中27社、外国人旅行は36社中17社だった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比3・0%減の2123億7969万円。内訳は、国内旅行が4・0%減の1327億2574万円、海外旅行が1・3%減の791億6538万円、外国人旅行が12・5%減の4億8857万円。
募集型企画旅行の取扱人数は、5・2%減の456万1720人。内訳は国内旅行が6・3%減の417万1923人、海外旅行が8・5%増の35万7019人、外国人旅行が1・1%減の3万2778人。