観光庁が発表した6月の主要旅行業50社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が4329億250万円で前年同月比2.2%減だった。
内訳は国内旅行が1.7%減の2563億5281万円、海外旅行が5.1%減の1612億6394万円、外国人旅行が26.7%増の152億8574万円。
旅行会社からの聞き取りでは、国内旅行は東北など好調な方面があったものの、熊本地震の影響による需要の落ち込みなどにより、前年を割った。海外旅行は国際情勢への不安などによる需要落ち込みにより、ヨーロッパ方面を中心に前年比減。外国人旅行は引き続き東アジアやベトナム、フィリピン、インドネシアなどの東南アジアからの訪日客が好調だった。
取り扱いの合計が前年同月を超えたのは49社中18社。国内旅行は48社中19社。海外旅行は48社中14社。外国人旅行は37社中19社。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比4.2%減の1126億9841万円。
内訳は国内旅行が4.0%減の672億5232万円、海外旅行が4.6%減の448億7798万円、外国人旅行が7.5%増の5億6810万円だった。
募集型企画旅行の取扱人数は、5.6%減の258万4786人。国内旅行が6.7%減の232万6083人、海外旅行が4.3%増の22万1769人、外国人旅行は16.9%増の3万6934人だった。
第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)
- 1位草津、2位道後、3位下呂