観光庁が7月24日に発表した5月の主要旅行業49社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が5420億9702万円で前年同月比3.5%増だった。
内訳は国内旅行が8.6%増の3717億5889万円、海外旅行が9.2%減の1552億6592万円、外国人旅行が45.4%増の150億7221万円だった。
旅行会社からの聞き取りでは、国内旅行は関西方面と北陸方面が引き続き好調。海外旅行は欧州方面の落ち込みが影響し低調。外国人旅行は依然、東アジアとビザ要件の緩和があった東南アジアからの訪日旅行が好調に推移している。
取り扱いの合計が前年同月を超えたのは49社中28社。国内旅行は46社中33社。海外旅行は48社中9社。外国人旅行は33社中24社。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同期比1.6%増の1322億4202万円。
内訳は国内旅行が9.1%増の824億9759万円、海外旅行が9.3%減の491億4415万円、外国人旅行が43.9%増の6億28万円だった。
募集型企画旅行の取扱人数は、0.6%増の301万6899人。国内旅行が1.1%増の275万5092人、海外旅行は9.6%減の22万5871人、外国人旅行は62.4%増の3万5936人だった。