観光庁が9月18日に発表した7月の主要旅行業49社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が5708億323万円で前年同月比0.2%増だった。
内訳は国内旅行が4.9%増の3782億1511万円、海外旅行が11.4%減の1773億9977万円、外国人旅行が70.5%増の151億8835万円だった。
旅行会社からの聞き取りでは、国内旅行は関西方面と北陸方面が引き続き好調。海外旅行は依然欧州方面の落ち込みが影響している。外国人旅行は東アジアとビザ要件の緩和があった東南アジアからの訪日客が好調だった。
取り扱いの合計が前年同月を超えたのは49社中20社。国内旅行は46社中31社、海外旅行は48社中9社、外国人旅行は33社中24社。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比4.1%減の1529億3573万円。
内訳は国内旅行が3.0%増の957億2153万円、海外旅行は14.5%減の566億3428万円、外国人旅行は51.1%増の5億7993万円だった。
募集型企画旅行の取扱人数は、3.0%減の335万7749人。国内旅行が1.9%減の308万4725人、海外旅行は19.3%減の23万9052人、外国人旅行は47.6%増の3万3972人だった。