鉄道旅客協会がこのほど発表した主要旅行業12社の5月の旅行取扱額は、前年同月比7・7%増の2989億1462万円だった。内訳は国内旅行が5・9%増の1929億3777万円、海外旅行が10・3%増の875億2631万円、外国人旅行が17・7%増の167億4429万円、その他が4・7%増の17億625万円。全ての部門で前年を上回った。
総取扱額が前年を上回ったのは、農協観光、読売旅行を除く10社。このうちKNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、西鉄旅行、阪急交通社、ジェイアール東海ツアーズは2桁の伸び。国内旅行は読売旅行、日通旅行以外の10社が前年比増。海外旅行は11社、外国人旅行は8社が前年実績を超えた。
今年4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比3・7%増の5490億7252万円。各社の状況を見ると、10社で総取扱額が前年同期を上回った。
分野別で見ると、国内旅行は2・8%増の3529億6740万円、海外旅行が3・7%増の1570億6560万円、外国人旅行が12・7%増の352億3342万円、その他が9・5%増の38億570万円。前年同期の実績を超えたのは、国内旅行10社、海外旅行11社、外国人旅行10社。