鉄道旅客協会がこのほど発表した主要旅行業12社の2016年11月の旅行取扱額は、前年同月比5・3%減の2946億2242万円だった。内訳は、国内旅行が同6・7%減の2千億6891万円、海外旅行が同2・0%減の793億7038万円、外国人旅行が同4・8%減の135億7166万円、その他が同1・5%増の16億1147万円。
総取扱額が前年を上回ったのは、名鉄観光サービス、阪急交通社、ジェイアール東海ツアーズの3社。分野別では、国内旅行は農協観光、阪急交通社、ジェイアール東海ツアーズの3社。
4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比6・2%減の2兆2490億7037万円。各社の状況を見ると、総取扱額が前年同期を上回っているのは名鉄観光サービスのみだった。
分野別では、国内旅行が同6・6%減の1兆4884億436万円、海外旅行が同8・2%減の6374億3133万円、外国人旅行が同13・5%増の1092億8913万円、その他が同9・7%増の139億4555万円。国内旅行で前年同期を上回ったのは日通旅行のみ。海外旅行は2社、外国人旅行は11社が前年同期を超えた。