観光庁が5月21日に発表した今年3月の主要旅行業62社の旅行取扱状況は、総取扱額が前年同期比1.8%増の5073億2309万円だった。内訳は、国内旅行が同1.0%減の3107億6470万円。海外旅行は同6・3%増の1920億1563万円、外国人旅行は同21.3%増の45億4276万円で2ケタ増と好調だった。62社中、半数を超える34社が前年実績超えした。
国内旅行は、取り扱い57社中26社が前年実績を超えた。ANAセールス、ビッグホリデーなどが好調。「近畿方面で好調な事業者もあるが、景気低迷による減が継続した」(観光産業課)。
海外旅行は取扱60社中35社、外国人旅行は取り扱い35社中24社が前年実績を上回った。
旅行商品ブランドの取り扱い状況は、総取扱額が前年同月比1.3%減の1497億4531万円。このうち国内旅行は同3.6%減の913億8918万円。海外旅行は同2.3%増の580億5642万円、外国人旅行は同46.9%増の2億9971万円。
旅行商品ブランドの取り扱い人数は、総計が同2.1%減の437万1267人。内訳は、国内旅行が同2.7%減の391万5470人、海外旅行が同2.7%増の44万452人、外国人旅行が同29.4%増の1万5345人。