岡山、広島、山口、鳥取、島根の中国地方5県の関係者や観光キャンペーンレディらでつくるPRキャラバン隊=写真=が7月29日、東京都台東区の観光経済新聞社を表敬訪問し、各県いち押しの観光トピックスをPRした。キャンペーンレディらは「首都圏から1人でも多くの人に遊びに来てほしい」と話した。
おかやま観光フレンズの藤原美久さんは、7月29日〜8月31日に日本三名園の一つ「岡山後楽園」で開く夜間イベント「幻想庭園」に触れ、浴衣着用者は午後5時以降入園無料となる「ゆかたデイ」を紹介した。
広島県では、昨年から厳島神社を船でめぐる「参拝クルーズ」が実施されている。広島ええじゃんレディの田中江美さんは「昼間とは一味違った大鳥居は幻想的で味わい深い」とPR。
7月から「おいでませ山口デスティネーションキャンペーン」が始まった山口県。昔話などに触れられる「山口どこでも紙芝居」など、地域あげたもてなしを展開中。「東京から新幹線で4時間、飛行機で羽田から90分と気軽に来れる距離です」と山口県観光フレンズの宮川温子さん。
来年1月3日まで鳥取砂丘で「砂の美術館」を開いている鳥取県は、8月29日に東京・新橋に開くアンテナショップ「食のみやこ鳥取」をPR。都内への出店は10年ぶりで、とっとり観光親善大使の上野まどかさんは「旬の味や伝統工芸などをそろえた。東京と鳥取の架け橋となるよう準備しています」と話した。
しまね観光大使の林明子さんは4月から石見銀山で始まった、坑道の1つ「大久保間歩」の一般公開ツアーを紹介。採掘当時そのままの雰囲気や「探検」気分を味わえることを紹介した。
キャラバンは、東京・日本橋の島根県アンテナショップ「にほんばし島根館」で8月3日まで開いた中国5県観光物産フェアに合わせ実施した。