帝国データバンクによると、今年度上半期(4〜9月)のホテル旅館経営業者の倒産は44件、負債総額は214億8300万円だった。件数は前年同期(09年4〜9月)比で9件(17.0%)、前期(09年10月〜10年3月)比で7件(13.7%)それぞれ減少。負債総額は前年同期比で306億5900万円(58.8%)減、前期比で219億1700万円(50.5%)減と、ともに半減以下となった。
倒産件数を月別にみると、10件以上の2ケタを記録したのは4月の1回のみ。前年同期の3回(4〜6月)、前期の2回(10、3月)を下回っている。
負債総額は、すべての月で30億円台となった。前年同期、前期とも2回あった総額100億円以上は、今期はいまだみられない。