ワコム(東京都新宿区)は、同社が販売する液晶ペンタブレット「DTU—1141」に、ナバック(熊本市)が提供する宿泊施設向け顧客管理システム「ビズサイト ナフェイス」を標準搭載した。同商品を東京ビッグサイトで開かれる「国際ホテル・レストラン・ショー」のナバック社ブースで展示する。
宿泊施設のフロント業務の効率化や顧客情報の管理のため、宿帳(レジストレーションカード)のデジタル化の要望は年々増加している。同商品の導入で、フロント業務の効率化やチェックインの時間短縮、顧客情報の収集・管理ツールとしての活用が実現する。
同商品は、宿泊客が予約時に入力した情報を顧客情報管理システムから読み出し、タブレット画面に表示。宿泊客は、画面上で内容を確認後、サインするだけでチェックインが完了する。
手書き入力された宿帳データは自動的に文字認識されて管理システムに反映されるため、施設従業員が情報を入力し直す手間が不要になることに加え、転記ミスも防げる。
記帳風景