コンサルタントのリョケンは7月12、13日、新潟県湯沢町の湯沢町公民館で通算157回目の「旅館大学セミナー」を開く。「“越後湯沢戦略”徹底研究」と題して、4人の専門家が「観光活性化実現のカギ」、旅館の3氏が「地域の魅力を生かした商品づくりと顧客づくり」を語る。全国の旅館経営者らを対象に受講者を募集している。
越後湯沢温泉観光協会の富井松一会長(松泉閣花月社長)、雪国観光圏の井口智裕代表理事(HATAGO井仙社長)が越後湯沢の集客戦略、地域のブランド力強化への取り組みを講演。店舗のプロデュースを手掛ける株式会社レルヒの高村秀夫社長がJR越後湯沢駅構内に開設した日本酒ミュージアム「ぽんしゅ館」について、日本のウインタースポーツ情報をネットで発信するアイポニクス・ジャパンのアンドリュー・リー氏が外国人から見た地域の魅力の生かし方などを語る。
旅館の3氏はパネルディスカッション形式でそれぞれの取り組み事例を紹介する。パネリストはホテル双葉の小林秀雄専務、松泉閣花月の富井智子若女将、HATAGO井仙の小野塚敏之マネージャー。
松泉閣花月またはHATAGO井仙の施設見学も行う。
受講料2万6千円(その他宿泊料など)。問い合わせはリョケンTEL0557(83)2120。