コンサルタントのリョケンは6、7月、旅館・ホテル経営者、幹部社員ら対象の特別セミナーを開く。「魅力的な宿づくり」をテーマに、三重県、群馬県の2軒の旅館の事例を紹介。講演や宿泊体験を通してそれぞれの宿の経営ノウハウを学んでもらう。
6月11、12日は三重県鳥羽本浦温泉・サン浦島悠季の里で実施。三重県を中心に5軒の宿を展開する同館の吉川勝也社長らが「新鮮な驚きを提供し続ける〜ISO9001の実践」をテーマに講演。リョケン研究員が「接客の心に火をつける」「理念共有で組織活性化」など四つの「魅力的な宿づくり」の方策を伝授する。
7月8、9日は群馬県伊香保温泉・お宿玉樹。同館の関口征治社長と女将の関口明子さんが「いつの日も玉樹の情緒そのままに」「不易流行の経営」をテーマに講演。リョケン研究員が「魅力ある商品企画」「心をつかむ館内演出」など四つのテーマで講義する。このほか伊香保温泉が導入した観光客支援システム「伊香保ナビ」の事例も紹介する。
各回とも定員50人。参加費は受講料2万6千円プラス宿泊料など。申し込み、問い合わせはリョケンTEL0557(83)2120。