リスク保証会社の「ガルディア」は、宿泊する権利を売買できるWebサービス「Cansell」にノーショー等のキャンセル保証サービスを提供開始した。
■「Cansell」と「Cansell パートナープログラム」とは
「Cansell」とは、行けなくなったホテル予約をかんたんに売ったり買ったりできる日本初のサービスです。キャンセルしたい人は支払うべきキャンセル料が軽減され、泊まりたい人は定価よりも安い価格でお得に宿泊することが可能になり、 またホテルは空くはずだった部屋を稼働させることができるため、売り手・買い手・宿泊施設の三方にメリットがあるサービスです。
そのCansell社が、宿泊施設を対象として提供する初めての法人向けのサービスが、「Cansell パートナープログラム」です。 Cansellの仕組みに賛同いただける宿泊施設であればどなたでも無料で入会いただけるものになります。
■Gardiaによる「Cansell」に対する保証サービス提供の背景
Gardiaは、日本国内で唯一、「無断キャンセル保証」を提供しています。飲食店舗において予約当日の無断キャンセル(いわゆる「ノーショー」)被害が発生した場合に、飲食店舗の被害額全額相当を保証するサービスを展開しています。飲食店の「無断キャンセル」は、忘年会・歓送迎会シーズンには毎年、ほぼ必ずと言ってよいほど社会問題化しますが、Gardiaの保証サービスが、このような飲食業界の問題を解決する新たな中心を担っています。
一方で、「予約者の無断キャンセル」という残念な構図が存在するのは宿泊業界も同じです。Cansell社は、ノーショー時等の損失(機会損失を含む)が宿泊事業者・宿泊業界にとっていかに打撃になるかということをいち早く認識していました。Gardiaは、この問題の解決をする手助けをしたいというCansell社の思いに強く共感していることは勿論、これまでのGardiaのノウハウの提供により、宿泊業界の抱える問題解決とさらなる発展に貢献できるという確信を抱いています。なお、保証対象を無断キャンセル以外にも広げることも現在検討をしております。