ホテルマネージメントインターナショナル(HMI、東京都中央区)が運営するホテルクラウンパレス知立(愛知県知立市)は4月18日、同館が位置する知立市と持続可能な開発目標(SDGs)を推進し、地域の発展へ寄与することを主目的とする包括連携協定を締結した。SDGsに関わる市主催の講演会や会議での会場の無償提供などを行う。
知立市が昨年、SDGs未来都市に選定されたことを受け、HMI側から協力を深めようと市側に締結を打診した。同市役所で締結式が行われ、同社の大垣敏和専務は「人が集まればホテルとして環境がより良くなる。お互いが満足する形で、会議などを受け入れていきたい」と方針を述べた。同市の林郁夫市長は「市の迎賓館のような位置付けで活性化に寄与いただいている」と感謝の意を示した。
両者は「大規模災害時における宿泊施設等の確保に関する協定」も締結している。
締結式の様子