通販大手ベルーナグループのグランベルホテル(本社=東京)は1日、札幌市中心部に「すすきのグランベルホテル」(中央区南2西5)をオープンした。北海道内で2軒目の同ブランドホテル。日本三大歓楽街の一つとして知られるススキノの一角で、地下鉄駅から徒歩3分の場所。観光スポットやオフィス街にも近く、観光客やビジネス客の取り込みを目指す。
鉄骨コンクリート造り17階建ての白く輝く外観と木材を多用した内装が特徴のデザイナーズホテルで、客室数は300。ダブル、コーナーダブル、ツインとユニバーサルツインの4タイプで、広さは17.99平方メートルから36.98平方メートル。最上階の17階には天空露天風呂と大浴場、フィットネスジムを備える。
1階はフロントとレストラン、バー。レストランでは旬の道産食材を使った朝食やディナーを楽しんでもらう。ディナーとバーの営業はコロナ対策で当分休止としている。
自動チェックイン機、インフォメーションシステムの「HIT’s」を導入。客室のテレビに高精度のコンテンツを提供するほか、多言語(英語、中国語、韓国語)でも対応する。
宿泊料金は、通常ツイン1人1泊朝食付きで1万2千円(消費税込み)から。当分の間は開業記念として、特別割引料金を設定している。
グランベルホテルは、国内外17カ所(国内15、海外2)に展開しており、北海道では4月21日に開業した札幌グランベルホテルに次いで2軒目となる。
すすきのグランベルホテルの外観