フライトシステムコンサルティング(東京都渋谷区)は、三井住友カード(東京都港区)とクレジットカード、銀聯(ぎんれん)カード、交通系電子マネー、iDに関する包括加盟店契約を締結したと発表した。
同社は国内のスマートフォン決済先駆者として、2010年9月に国内初のiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にするソリューション「ペイメント・マイスター」の発売を皮切りに、2013年にはIC付きクレジットカード(EMVカード)などに対応したマルチ機能決済装置「Incredist(インクレディスト)」、2015年にはさらに進化した新マルチ決済装置「Incredist Premium(インクレディスト・プレミアム)」を発売し、大手流通小売業での店舗決済、高級ホテル施設での決済、旅行代理店など、幅広い業種で導入されている。
現在、経済産業省の指針として、2020年までに日本国内でEMV決済100%の実現が推進されている。同社の決済ソリューションではEMV決済のみならず、コンタクトレスEMV、銀聯カード、交通系電子マネー、iDと幅広い対応が可能。
「今後、訪日旅行客の利便性を視野に入れ、三井住友カードの支援の下、国内での決済ソリューションの拡販を目指していきたい」と同社。