世界81カ国で3500軒以上のホテルを運営するヒルトン・ワールドワイドは1日、「ヒルトン福岡シーホーク」(福岡市)の営業を開始した。同ホテルは九州初のヒルトンブランドで、全国では9カ所目となる。これまではJALリゾートシーホークホテル福岡だったが、オープンを機に、今年末までにエグゼクティブラウンジなどの共有スペースやレストラン、レジャー施設など公共スペースを中心に約20億円規模の改修に着手する。
総客室数1052室は国内最大級で、ワールドワイドにとってもアジア太平洋地域で最大となる。また、年間900組の受け入れが可能な4つのチャペル、約4千平方メートルのボールルーム、6つの大会議室と13のミーティングルームを含む6千平方メートル以上の会議用施設を完備しており「九州におけるウエディング市場に加え、国内外のMICEの獲得も期待できる」と強気だ。
総支配人のクリスチャン・ボーダー氏は「レジャー、ビジネスを問わず、この地域のお客さまにとって魅力的なデスティネーションが1つ加わることになる」とコメントしている。