ニュージーランド政府観光局は2日、隔離なしの観光を再開しと発表した。
先月4月20日から3日間、アーダーン首相とともに来日していたニュージーランド政府観光局最高責任者のレネ・ド・モンチーは、今朝、到着の便を迎えて、次のように述べています。「ニュージーランドに再び海外からの旅行者が戻ってきた今日は、本当に素晴らしい一日となりました。私たちは、マオリの歌と踊り『ワイアタ』とともに、全国の空港で家族のようにあたたかく皆様をお迎えすることを楽しみにしてきました。私たちは、この美しい国を探索し、ニュージーランドの全てを体験するマヌヒリ(海外からの訪問者)に、私たちのマナアキタンガ(おもてなし・親切・尊敬)を感じ取っていただけることが本当に楽しみです。」
日本からの初フライトは5月8日の朝にオークランドに到着する予定です。今回のニュージーランドの国境再開の情報を受け、既に旅行会社には予約が入り始めており、ニュージーランド航空が運航するニュージーランド~日本間の直行便も、現在の週1便から、7月中旬以降、需要に応じて徐々に増便される予定です。最新の運航スケジュールは以下よりご確認いただけます。
https://www.airnewzealand.jp/nrt-akl-flights-information
写真:2022年5月2日、国境再開後ビザ免除国からの初フライト到着時のオークランド空港の様子
日本と季節が真逆のニュージーランドでは、6月下旬頃から本格的なウィンタースポーツシーズンに入ります。ヘリスキーなどダイナミックな体験もニュージーランドならでは。また天然温泉が楽しめるエリアもあります。冬期の日中の気温は北島と南島で差はありますが、平均10度~15度と日本の冬に比べるととても過ごしやすく、ウィンタースポーツ以外のアクティビティも存分に楽しめます。世界で最も美しい星空として認定されている、星空保護区を数か所有するニュージーランドでは、各地でまさに降り注ぐような世界有数の星空を堪能することができます。
ニュージーランドでは、この美しい自然や文化を守ることによって、未来をも守っていくという提唱「ティアキ・プロミス」を旅行者の皆様にも守っていただくようお願いしています。これは先住民マオリの言葉で環境や人々を守るという価値観「ティアキ」(Tiaki)に基づいています。詳しくはこちらをご覧ください。https://www.newzealand.com/jp/feature/tiaki-care-for-new-zealand/
ニュージーランドへの旅行に関する情報はこちら https://www.newzealand.com/jp/
現在、日本からの渡航者(2回のワクチン接種が完了の場合)*、出国前の検査で陰性であり、かつ到着空港で無料配布される抗原検査(即時検査)が到着時と5日目あるいは6日目で陰性であれば、自主隔離なしでニュージーランドを旅行することができます。渡航者向け事前オンライン申告NZTD(New Zealand Traveller Declaration)で、ワクチン接種証明と渡航前検査の陰性証明をアップロードするとQRコードが発行され、チェックインカウンターや入国時のチェックをスムーズに行うことができます。日本に帰国する際に求められるPCR検査は、現地の病院やクリニックで対応しています。
*5月2日現在、日本入国後に、自宅での自主隔離免除を希望する場合は3回のワクチン接種が必要です。
ニュージーランドは、観光がGDPの約5%を占めており、観光業は経済だけでなく、文化的にも社会的にも非常に重要な産業と捉えています。観光産業の回復に向け、ニュージーランド政府観光局は、コロナ以前は渡航者数約10万人、アジアで2番目に大きなマーケットであった日本でのプロモーションを強化していきます。