世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の日本法人であるトリップアドバイザー(山本考伸代表取締役)はこのほど、09年7月から今年6月の1年間にトリップアドバイザーに投稿された口コミ評価を基に、「日本人VS外国人が選んだ日本の人気宿2010」を発表した。旅館などの宿泊施設では、日本人には秘湯、隠れ家系の宿が、外国人には家族経営の小規模旅館やゲストハウスが人気のようだ。
ホテル以外の「旅館その他宿泊施設」について、日本人に最も人気があったのは仙仁温泉岩の湯(長野県須坂市)。次いで鶴の湯温泉(秋田県仙北市)、旅館亀の井別荘(大分県由布市)だった。また、10位以内に入った施設はいずれも風呂が自慢の温泉旅館だった。外国人に人気だったのは、1位がカプセル旅館京都(京都府京都市)、2位が日光コテージイン風舎(栃木県日光市)、3位がフレッシュパウダー・アパートメント(北海道富良野市)。
同調査ではホテルの人気についても調査。日本人では、沖縄のリゾートホテルが、外国人では都内の外資系ホテルが人気を集めた。