JTB関東などは、トキの野生復帰を支援するプロジェクトを立ち上げ、趣旨に賛同する法人サポーター会員を募っている。大きなムーブメントにして、トキの野生復帰の環境づくりをさらに進めたい考えだ。
プロジェクトは、トキの野生復帰連絡協議会の会員である里地ネットワーク、ソニー・ミュージックコミュニケーションズと共同で構成した。来秋に予定されているトキの野生放鳥のために、餌場であるビオトープの整備が必要なことから、協賛会員を集める。
最終的な目標である15年に60羽のトキが佐渡の自然の中で人と共生する環境作りを実現するためには、80ヘクタールのビオトープが必要だという。
法人サポーター会員は年会費200万円で、ビオトープ作りのツアーが特別価格となるほか、オフィシャルポスター・マークなどが提供される。