ネットワーク機器メーカーのディーリンクジャパン(東京都品川区)はこのほど、壁面埋め込み型の無線LANアクセスポイント「DAP—1850AC」と、オプション製品のPoE給電アダプター「DKT—200」を発売した。
DAP—1850ACは、無線LANの最新規格に対応。アンテナ内蔵型のため、旅館・ホテルなどの客室の内観を損ねることなく無線LAN環境構築が可能という。
JIS規格(日本工業規格)に準拠した標準スイッチボックスが設置されていれば、取り付け枠とプレートを用意するだけで取り付けが可能。新築時のみならず、リニューアル時や、無線LAN整備目的にも利用できる。
遠隔からLANケーブルによる電源供給を行うDKT—200などを併用すれば電源工事が不要となる。
DAP—1850ACは、施設宿泊者と従業員のネットワークを仮想的に分けて使える特徴もある。また、無線LAN利用時間の曜日や時間帯などをスケジュール化することで「館内の省電力にも貢献する」と同社は説明する。
価格は、DAP—1850ACが1万7800円。DKT—200が4980円(共に税別)。
問い合わせ先は、ディーリンクジャパン・ホームページ(http://www.dlink-jp.com/support/contact)。
DKT—200(右)とDAP—1850AC