タップ(東京都江東区)は24日、ホテル・旅館ITセミナー「取り巻くファンダメンタル及び顧客ニーズ調査と来たるホテル旅館品質認証制度の行方」(日本IBM協賛)を日本IBM本社事業所(同中央区)で開催する。
先進国には「三つ星・四つ星」などといったホテルの格付けが存在するが、日本には確固たる格付けがない。今後、訪日外国人客が増えていく中で、日本にもホテルを共通の尺度で測る仕組みが必要になると思われる。
同セミナーでは、日本ホテルアプレイザル取締役(ホテル格付研究所所長)で、宿泊施設専門の不動産鑑定士の北村剛史氏を講師に招く。同社が採用しているハードやサービス、スタッフ人的接遇力の3要素1850以上の調査項目を備えるホテル旅館品質認証基準を解説し、「ホテルの価値」について考える。
セミナーではこのほか、タップの清水吉輝社長による最新ソリューションの紹介、タップの各種商品展示も行われる予定。
セミナーは24日午後2時〜同5時半。受講対象者は、ホテルやホテル所有会社勤務者など、ホテル事業関係者で70人限定、参加費無料。問い合わせ先は、タップ営業部TEL03(5683)5314。