セイコーエプソンはこのほど、カラーレーザー複合機の主力シリーズ「オフィリオ複合機」のラインナップを一新した。新商品「LP-M5600」シリーズ(税別29万8千円から)は、FAXのA3サイズ送受信への対応をはじめ各種機能を強化。上位機種「LP-M6500」(94万4千円から)、「LP-M9800」(110万4千円から)の各シリーズも投入、エプソン販売から発売中だ。
オフィス環境がデジタル化、ネットワーク化に移行する中、プリンタ、コピー、スキャナなどの多機能を1台でこなせる複合機の利便性が高い。しかし、本体価格、維持コストが導入の課題に。
こうした不満を解消するために05年7月に「LP-M5500」シリーズを発売したが、その高いコストパフォーマンスに加え、機能強化を図ったのがベーシックモデルのLP-M5600シリーズ。新たに(1)耐久性の向上(60万ページ印刷または5年)(2)部単位コピー対応(3)ユーザーインターフェースの改良(4)FAXのA3サイズ送受信対応──などを強化している。
LP-M6500シリーズは、セキュリティ印刷に対応、高度なスキャン機能を装備したビジネス・スタンダードモデル。LP-M9800シリーズは、カラードキュメントの大量プリントやコピーが可能なカラー高速出力の高耐久性モデル。両シリーズは、デジタルドキュメントを一元管理し、検索がスムーズなファイル管理・検索ソフト「Document Storage」を標準添付する。
この件についての問い合わせ先は、エプソンのホームページ(http://www.epson.jp)まで。