ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO、田川博己会長)は3月18日、仙台市に東北支部を設立した。支部長には仙台ターミナルビルの松崎哲士郎社長が就任した。
まず23社・団体でスタート。地元老舗百貨店の藤崎や銘菓「萩の月」の菓巧三全、JTBなどが会員として名を連ねている。
5月21日には仙台で設立記念講演を開催する。来年の春節には東北全域でプロモーション(ジャパンショッピングフェスティバル)を実施する予定だ。
今年9月から全国各地で試合が行われるラグビーワールドカップ(W杯)日本大会や来年の東京五輪・パラリンピックにより、さらに多くの訪日客が見込まれる。JSTOでは「東北全体の消費喚起や、キャッシュレスなど各種啓発活動、(訪日客の)受け入れ環境整備を積極的に支援していく」と話している。
JSTOはこれまで、北海道、中部、関西、中国四国、九州、沖縄に支部を設けている。
東北支部の設立記者会見では会員がインバウンドの誘客促進に期待を込めた(3月18日、ホテルメトロポリタン仙台で)