福島市にある飯坂ホテル聚楽は今年の4月、宿泊だけでなく、日帰りにも対応する、新しい温浴施設「花ももの湯」をオープンする。花ももの湯は、湧出量が豊富な3本の源泉を持ち、四季折々の風情が楽しめる庭園露天風呂や大型展望休憩室なども設ける。人気が高いライブキッチンやショッピング、軽食、カラオケなどが楽しめる「温泉街道」に加え、多用途に使える会合・会食施設なども用意する。
その同ホテルの現在の関心事は、ノロウイルスなどの感染症対策。同ホテルでは、ノロウイルスによる集団食中毒が多発した時期に対策を講じ、システム・シャイン・サービスが提案している二酸化塩素ジェル「ドクターノバリア」を導入し、万全を期している。
ウイルス除菌対策に効果があるドクターノバリアは、ウイルス感染が気になる場所に置くだけで効果を発揮する。使い方は、本体キャップを外して、付帯袋の顆粒を全て入れるだけ。これ一つで12畳分に対応し、効果は約3カ月間持続する。「有毒な塩素ガスの発生がなく、安全に使える」と同社。トイレ、厨房、客室、送迎バス内への設置を薦めている。ノロウイルスやインフルエンザなどの感染症対策のほか、花粉症や食中毒対策、防カビ、汗などのにおい対策にもなるという。
同ホテルでは、パブリックと浴場、従業員用のトイレに設置した。高野治総支配人は、「トイレからの感染が多いと聞いたため」と話している。
この件についての問い合わせ先は、システム・シャイン・サービスTEL03(5996)5407。