コンテナホテル「COFF」、車いす仕様にリニューアル

　コンテナホテル「COFF」は、車いす仕様にリニューアルする。

国内3カ所でホテル事業を展開するコンテナ建築のリーディングカンパニー、株式会社デベロップ(本社：千葉県市川市、代表取締役：岡村健史)は、千葉県長生郡一宮町のホテル「Casual Resort COFF Ichinomiya(カジュアルリゾートコフイチノミヤ、以下「COFF」)」を、開業一周年となる2018年8月3日(金)にリニューアルします。

Casual Resort COFF Ichinomiya

【Casual Resort COFF Ichinomiyaの概要】

九十九里浜に面した風光明媚な土地、千葉県長生郡一宮町は、その波質の良さから世界中のサーフィン愛好者に広く知られています。2020年東京オリンピックのサーフィン会場に選ばれるなど、ますます国内外の注目を集めています。

この地に2017年8月3日にオープンしたCOFFは、築30年の木造家屋をリノベーションした本館と、40フィートのコンテナモジュールを2段に積み上げた11棟のメゾネットスイートからなる、家族やご友人同士で気軽にリゾート気分を味わえるホテルとしてオープン以来ご好評をいただいてきました。

このたび、COFFは新たに4棟の客室、カフェスペースなどを増築し、開業一周年となる2018年8月3日(金)より営業を開始します。

※新客室の予約受付開始は7月初旬の見込みです。

【リニューアルの内容】

●車いすの方に配慮した新客室「グランスイート」

従来のCOFFの客室は、客室までのアクセスや客室内の移動に階段の昇り降りが必要なため、ご高齢の方には不便な一面がありました。このため今回増築する客室のうちの3棟を、20フィートタイプコンテナモジュール3つを横に並べた1階建ての客室とし、より幅広い年代の方にご利用いただきやすい設計としました。

さらに、ユニバーサルデザインを推進する株式会社ミライロ(本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：垣内俊哉、以下「ミライロ社」)の監修により、車いす(※手動車いす利用)の方が同伴者のサポートを得て快適にご利用いただけるよう配慮しました。

ミライロ社には、設計段階での助言のほか、建築現場での実地確認、オープン前試泊などを通じてハード・ソフト面など幅広くサポート・提案をいただきます。

●“ひとりの快適”を追求した「プライベートキャビン」

今回増築する客室のうちの1棟は、新たに建築するものではなく過去に「コンテナ別荘」として出品した展示物を移築しCOFFの客室として利用するものです。「プライベートキャビン」は20フィートタイプコンテナモジュール1つ分に満たないコンパクトさながら、ベッド、シャワー、トイレ、簡易キッチン、洗濯機を備え、ひとりが滞在するのに十分な快適さを提供します。

一宮の波を存分に堪能したい方、ビジネス用途で安価な連泊場所をお探しの方などに、快適な滞在と移築容易なコンテナ建築の可能性を体感いただける施設として、COFFのユニークな魅力のひとつとして親しまれることが期待されます。

●お客様と地域をむすぶ「カフェスペース」

今回増築する新棟のうち最大となるのがお客様の食事スペースとして利用される「カフェスペース」。COFFの人気メニューBBQを年間通して屋内で快適に楽しめるほか、お客様がくつろげる空間となるよう設計しました。

「カフェスペース」では、一宮を訪れたお客様に地域の散策を楽しんでいただけるよう、周辺情報の紹介や掲示などを行うほか、地域と連携し各種イベントを企画する予定です。

【施設情報】

施設名称　　　：Casual Resort COFF Ichinomiya

(カジュアルリゾートコフイチノミヤ)

施設場所　　　：千葉県長生郡一宮町10007(JR外房線上総一ノ宮駅から車で10分)

敷地面積　　　：2,974m2 (うち増築分1,004m2)

オープン日　　：2017年8月3日(木)

リニューアル日：2018年8月3日(金)※オープン1周年

既築棟客室名、定員、室数／棟数および素泊まり料金：