クラブツーリズムは15日、中高年向けSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイト「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」の中に公式コミュニティ「全国縦断オフ会」を開設した。
オフ会とは、インターネットを通じて知り合った人々などがネットを離れ、実際に集まる交流会のこと。クラツーは同コミュを通じて参加者を募り、「公式オフ会」を開いていく。6月に東京で、7月に大阪と名古屋で開き、順次全国に広げていく。公式オフ会ではクラツーのスタッフが幹事を務め、参加者間の交流をサポートするという。シニア同士が触れある機会を提供し、旅行需要につなげる。
通常のSNSのオフ会は、コミュの中の利用者同士が自然発生的に集まって行われる場合が多く、SNSの運営者が当日の幹事役まで務めるのは珍しい。
全国縦断オフ会には、無料会員登録後、同コミュに参加すれば、応募できる。原則40歳以上であれば登録できる。
趣味人倶楽部は昨年12月、クラツーが日本最大の携帯SNSサイト、モバゲータウンを運営するディー・エヌ・エーと共同で開設した中高年向けのSNSサイト。パソコンを通じて共通の趣味をもった仲間たちと情報交換したり、日記を公開しあったりすることができる。