エイチ・アイ・エスは5日、ベトナムのリゾート、カムラン地区に2軒の新規ホテルを建設し、運営すると発表した。同社が発表した詳細は次の通り。
株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都新宿区 代表取締役会長兼社長:澤田秀雄 以下、H.I.S.)グループ会社のH.I.S.ホテルホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:平林朗 以下、HHH)は、本日6月5日、「日本・ベトナム経済関係の新時代に向けて -ベトナムの投資環境の魅力と課題」をテーマとした『ベトナム投資カンファレンス』にて、「カムラン湾における新規ホテル建設プロジェクト」に関する意向書をLONG THANH GOLF INVESTMENT AND TRADING J.S.C.社(本社:ベトナム Chairman:Le Van Kiem)と締結いたしました。プロジェクトの概要は下記のとおりです。
記
1.開発リゾート概要
場所:カムラン国際空港(ホーチミンから空路50分)から車で10分
敷地:約800ha(約250万坪)
施設:ホテル、カジノ、ゴルフコース、商業施設、テーマパーク、コンベンションセンター、大学、病院など
完成:2024年完了予定
2.市場環境とホテル開発の目的
ベトナム有数のリゾート・カムラン、ニャチャンエリアへの旅行者は、国内外から年間450万人と言われております。海外からの旅行者も多く、ロシア・中国を筆頭に各国から来訪し、その数は年々増加しております。また、2018年夏には、カムラン空港に第二滑走路の拡張が予定されており、ますます増加が見込まれる需要にあわせ展開します。
3.H.I.S.グループ開発ホテル概要
上記リゾート敷地内に、4つ星ホテル・5つ星ホテル 2か所のホテルを建設および運営の計画をしております。詳細は今後の協議により決定していきます。
今後、H.I.S.の旅行事業とのシナジー強化と、現在7拠点あるベトナム国内の各支店と協力し、国内外で培ったホテル運営やマーケテイングのノウハウを活用し、ホテル事業の収益拡大を目指します。