各事業領域で収益積み、純利11億
エアトリが5月13日に発表した2022年9月期中間決算(21年10月1日~22年3月31日)の連結純利益は前年同期比13%減の11億1800万円となった。成長戦略「エアトリ“リ・スタート”」の実行で、各事業領域における事業収益を積み上げ、営業利益は14億7700万円となり、実質過去最高(事業面では実質増益)を達成した(前期第2四半期中には、ハイブリッドテクノロジーズの連結除外に伴う利益が約6億円発生していた)。
売上高は、前年同期比38.6%減の68億7千万円、営業利益は同26.1%減の14億7700万円、経常利益は同29.4%減の13億7900万円だった。売上高、営業利益は連結範囲の変更で減少があったが、安定的に収益を確保した。
エアトリ旅行事業は、コロナ禍の影響を受けるも、多方面へのエアトリブランディング施策の継続と需要増減に応じた広告投下で、潜在的な国内旅行需要を着実に取り込み、安定的に収益を確保した。
旅行事業以外の既存事業領域(ITオフショア開発事業、訪日旅行事業・Wi―Fiレンタル事業、メディア事業、投資事業〈エアトリCVC〉)では、投資事業を中心に堅調に推移。継続的に事業ポートフォリオの分散、再構築を推進した。
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