英会話教室運営のイーオンは、同社初となるVR(バーチャル・リアリティ)に対応した英会話学習の新アプリ「英語でおもてなしガイド(VR対応)」を開発し、このほど発売した。
このアプリは、外国人観光客に対して英語での案内や、もてなしをするシーンをVRにより再現する。また、英会話学習にゲームの要素を取り入れ、制作協力にポケット・クエリーズを迎え、ゲーム制作の知見を生かしたほか、「ゲーミフィケーション」分野の第一人者である東京大学大学総合教育研究センター特任講師の藤本徹氏が監修を務めた。
外国人旅行者役やガイド役になりきって英語でコミュニケーションを行うことで、観光ガイドの実践的な英語力を養える内容となった。受け答えの内容により、相手の反応やストーリー展開が変わっていく「マルチストーリー」を採用。飽きずに繰り返し学習できるほか、臨機応変な英語でのコミュニケーションを学べる。
スマートフォンからアプリをダウンロードするだけで市販のヘッドマウントディスプレイで簡単に利用できる。
同社では「人前で英語を話すことに抵抗のある人の英会話学習の第一歩としても活用できる」と話す。