多くの観光客でにぎわう東京の臨海副都心(お台場)。都内で観光周遊バス「スカイバス東京」を運行する日の丸自動車興業(東京都文京区)は6月2日、りんかい線東京テレポート駅に観光案内所「お台場SKYツーリストインフォメーション」を開設した。地域情報案内や軽食販売などのサービスに加え、アクリーティブ(東京都中央区)の「G Pay」による外貨両替サービスを導入した。
訪日外国人も多いお台場に観光案内所を設置するにあたり、日の丸自動車興業では、外貨両替は必須のサービスと考えていた。
G Payを選択したことについて、同社広報担当の内田貴子さんは「(銀行ATMのような)大型の機械は圧迫感があり、配置したくなかった。G Pay(の端末)は小型でデザインもよく、案内所の中に置いて違和感がない。スタッフが常駐しているため、両替時の人的対応も可能」と話す。
端末は案内カウンターに設置。操作画面は来客側に向け、両替する人が自分で操作する。そばには外国語が話せるスタッフがおり、両替操作を手助けできる。
内田さんは「これまで操作にてまどう、両替できないなどのトラブルはなく、簡単に使える」とG Payサービスの簡便さを評価する。
6月中は米ドルを中心に15件の利用にとどまったが、お台場を訪れる外国人は増えており、利用数の伸びが見込まれる。同社では今後、都内各所のチケット売り場へのG Payサービス導入を検討している。
G Payサービスは、外貨両替のほか、商品販売時の外貨決済にも使える。導入コスト0円、為替リスクはアクリーティブが負担など、導入しやすい環境も整っている。
この件についての問い合わせ先は、アクリーティブTEL03(6858)6884。