日本旅行業協会(JATA)は10日、宿泊旅行拡大に貢献した旅行商品・素材をたたえる賞「もう一泊、もう一度(ひとたび)大賞」の表彰式を東京・霞が関のJATA事務局で行った。グランプリを受賞したKNT(近畿日本ツーリスト)の旅行商品「しばし京都人」、星野リゾート・トマムの取り組み「雲海テラス」の各代表者に表彰状などが贈られた。
表彰を受け、KNT首都圏メイト事業部メイト企画5課の矢口裕子さんは「今後も京都で特別な何かをできるような商品の開発に取り組んでいきたい」と意欲を示した。星野リゾート東京営業所の伊豆昭美さんは、「ゴンドラを担当しているスタッフが考えた企画。お客さまに受け入れられるか不安な面もあった」と内幕も明かしながら、グランプリ受賞を喜んだ。
2人は、審査委員として表彰状を手渡した岡本伸之・帝京大学経済学部観光経営学科教授、JATA国内旅行委員会委員長の吉川勝久・KNT社長との記念撮影にも応じ、笑顔を見せていた。
賞は国内宿泊旅行拡大キャンペーン「もう一泊、もう一度」の一環。引き続き10年度も実施される予定。
写真左から吉川KNT社長、伊豆さん、矢口さん、岡本教授