花坂専務
お客さまの実感価値を向上
旅行と観光の幅広い分野で
ＪＴＢは、「新」交流創造ビジョンの達成に向け、新たに「ツーリズム」「ビジネスソリューション」「エリアソリューション」の3事業で販売を推進していく。ツーリズム事業の展開について、ＪＴＢ代表取締役兼専務執行役員でツーリズム事業本部長の花坂隆之氏に聞いた。
――2020年度の国内旅行販売はどうだったのか。
「新型コロナの影響が甚大で、今までにない極めて厳しい1年だった。その中で、公共交通機関の利用回避で『マイクロツーリズム』と言われる近隣観光地へのニーズが高まり、また自治体による県民限定の割引もあり、近隣での需要が一定程度見られた。秋にはＧｏ Ｔｏトラベルキャンペーンで一定の底上げが図れたが、感染が都市部で広がったことを受けて、東京、大阪を中心とする都市部の宿泊需要は低調だった」
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