山、里、海まるごと体験
岩手県久慈市は北上山系の北東部に位置し、三陸復興国立公園と久慈平庭県立自然公園に囲まれ、海の幸、山の幸に恵まれた風光明媚なまちです。広大な海と山々、日本短角牛、伝統食文化、木炭生産、心の通う民泊など、豊かな自然環境と素朴な生活文化、温かな人々のいる久慈市は、山、里、海の全ての体験を堪能できます。
豊かなフィールドと人情味のあるインストラクターのもとで、安心して心を開くことができる体験環境を作っており、仲間を尊重し、自己を見つめ、感じたことを素直に表現し合う学びの場所を目指しています。日々の受け入れの中で、生徒たちから学ぶことも多くあり、私たちにとっては何気ない日常の体験でも感動してくれる姿を見て活力をいただいております。
山では、学校に森をまるごとお貸しする「学校の森づくり体験」ができます。自由な発想で学校独自の森を創り、そこから学び、守り、遊び、授かり、実に多くのことを森は気づかせてくれます。
里では、山肌を削った約9千万年前の地層から琥珀を採掘する「琥珀採掘体験」ができます。過去に虫入りの琥珀や恐竜の化石も発見されるなど、貴重な体験ができるのは全国でも久慈市のみです。
海では、地元の漁師が所有する小型漁船「サッパ船」に乗船し、「刺網漁」の体験や網から魚を外す作業など、ほんものの漁を体験することができます。
そして何より人気のプログラムが「農林漁家民泊体験」です。農家、漁家の家庭に民泊し、地元の方々と触れ合います。都会の喧騒から離れ、川や波の音に癒され、満天の星空を見て感動し、民泊家庭のお父さん、お母さん、お爺ちゃん、お婆ちゃんの優しさに触れているうちに、生徒の表情が変わっていくのがよく分かります。
久慈市教育旅行は、合併前の旧山形村時代、第1次産業の衰退や過疎化など首都圏への人口流出対策、地域活性化を図ることを目的として開始しました。
森づくりや農業、畜産や漁業などの第1次産業体験は仕事への理解を深めます。
民泊体験は、必然的に対話や交流が必要な状況下にあり、生徒の自主性が育まれる最適な環境です。多くの先生から「生徒の新たな一面を発見した」などの声をいただいており、普段の学校生活とは違う環境にいることで、生徒は人間の本質に気付くものだと思います。また、各家庭での手伝いや交流を通じ、コミュニケーション能力の向上や、地域、家庭の活性化につながるものと思います。
久慈市の民泊は、山側50軒200人、海側20軒100人の受け入れが可能です。
さまざまなご要望に対応いたしますので、詳しくは下記の連絡先までお気軽にご連絡ください。
ふるさと体験学習協会
〒028‐0051 岩手県久慈市川崎町1‐1
(久慈市役所観光交流課内)
TEL 0194‐75‐3005 FAX 0194‐75‐3007
E-mail:info@kuji-taiken.jp
URL:http://www.kuji-taiken.jp/