三つの源泉、17の湯船
岩手県新鉛温泉の「結びの宿 愛隣館」(清水隆太郎社長)は、花巻温泉郷の最も奥に位置する自然に抱かれた温泉宿だ。三つの源泉からこんこんと湧き出る湯を、三つの大浴場の合計17の湯船で利用している。のれんの交換により、一晩の滞在で全てを体験できるのがうれしい。
2012年7月、ミキハウス子育て総研による「ウェルカムベビーのお宿」として東北で初認定された。大浴場や貸し切り風呂にはベビーバスやバスチェアなど幼児向けグッズが用意されており、幼児の温泉デビューに最適だ。
大浴場は「南部の湯」「森の湯」「川の湯」がある。
南部の湯には内湯、古代檜風呂、岩露天風呂、立って入浴する名物の立湯露天風呂が。森の湯は内湯、シルクバスと、源泉100%掛け流し設楽焼陶器風呂、立湯露天風呂がある。川の湯はオープンドアの内湯、深さ90センチの腰掛湯などがあり、入浴の楽しみが尽きない。
▽岩手県花巻市鉛字西鉛23番地。TEL0198(25)2619。https://www.airinkan.com/
川の湯「内湯」