株式会社高橋書店(東京都豊島区、代表取締役 高橋秀雄)は、累計350万部突破「ざんねんないきもの事典」シリーズに続く、新しい生き物図鑑として、成島悦雄監修『ちがいがわかるいきもの図鑑』を2019年9月19日(木)に全国の書店・オンラインショップで発売した。
本書は「タヌキとアライグマ」「マンタとエイ」など、似ている生き物たちの違いに着目した図鑑です。何となくのイメージで捉えていた生き物たちを、“違い”の観点からもう一段階深く知り、子どもたちがより生き物に関心が持てるよう、1年半以上をかけて制作しました。
“違い”のポイントがリアルなイラストでわかる!
本書では、テキスタイルアーティストとして活躍中の小林万里子氏が、似ている生き物たちを忠実にイラスト化しました。緻密ながら愛嬌のあるイラストで、視覚的に違いを認識することができます。
さらに生態や行動などを短い物語で紹介。違いの理由や、絵だけではわからない内面の違いも、楽しく知ることができます。こちらもコロコロとかわいらしいイラストたっぷりで、眺めるだけでもワクワクする作りです。
今までなかった! 絵本のような図鑑
本書は、ある兄妹が偶然見かけた生き物を、ママにきちんと説明するためにふしぎな森に出かける…という絵本のようなストーリー仕立てになっている一風変わった図鑑です。その森の中には見た目が似ている生き物たちがたくさんおり、形・大きさ・色・生き方など、生き物たちを絵と物語で比べながら読み進めていきます。
図鑑と物語、両方のいいところ取りをしているため、本を読むのが苦手な子も、好きな子も、より多くの子どもたちがみんなで一緒に楽しむことができます。さらに友達同士で違いクイズを出し合うなどして、遊ぶのもオススメです。
本物を確認したくなる! 野原や山、動物園・水族館のおともに
違いを知ったら、実際の生き物たちを見に行くと、さらに本書を楽しめます。楽しむポイントは3つ。
①本に書いてある“違い”を自分の目で確認する
②本に書いていない“違い”がないか観察する
③それぞれ発見したポイントをお父さんやお母さん、友達に披露する
子どもたちの間で「いきもの本」ブームが続く昨今、秋の行楽シーズンには、本書を持って本物の生き物に会いに行くのがオススメです。読んで、実際に見て、体験してみることで、より深く生き物たちの面白さ・奥深さに触れることができます。
監修者は日本動物園水族館協会専務理事・成島悦雄(なるしまえつお)先生
公益社団法人日本動物園水族館協会専務理事。1949年栃木県生まれ。東京農工大学卒業後、上野動物園、多摩動物公園の動物病院勤務などを経て、井の頭自然文化園園長、日本獣医生命科学大学客員教授をつとめる。日本野生動物医学会評議員を歴任。
商品概要
タイトル:ちがいがわかるいきもの図鑑
監修:成島悦雄
絵:小林万里子・仲島綾乃
定価:本体1000円+税
ページ数:160ページ(四六判)
ISBN:978-4-471-10355-2
発行:高橋書店