「フランスの友人達の気軽なもてなしに、いつもハッとさせられます。これでいいのよねえ、と」とサルボ恭子さん。(Instagramより)
平日を忙しく働く人にとって、週末は親しい友人や家族、夫婦でゆっくりと過ごしたいもの。
外食も増えがちな平日に対し、週末こそ家のご飯でゆっくり過ごし、月曜にそなえるというのが働く大人の理想です。とはいえ、人を呼ぶとなると部屋を掃除したりと、料理だけに時間をかけてはいられません。
そこで、フランス人の夫を持ち、フランス流のおもてなしを熟知するサルボ流のポイントは、
ふだんの料理に、素材の組み合わせを工夫したり、果物やスパイスを加えるといった、少しの驚きをプラスすること。それこそが、フランス人らしい「合理的で」「気の利いた」おもてなしです!
作るのは3品。
1品だけは少しだけ頑張りますが、あとの2品はマリネやスープといった簡単なオードブルがあれば十分。
頑張るといっても、全行程で「焼くだけ」「煮るだけ」と調理道具1つでできるという手軽なものばかりです。
ちょっとしたコツを知るだけでできる、“褒められレシピ”が満載の、20コース約70レシピ。
人が集まるイベントごとが増える年末年始。人を自宅に招待することが多い季節ごとのイベントなど
フランス仕込みのおもてなしの極意がたっぷり詰まった本書は、活躍すること間違いなし!
【目次抜粋】
PART1 オーブンで焼くだけ(スパイシーローストポーク+マンゴーとサラミソースのレタスサラダ+じゃがいものナッツあえ/サーモングリル ブルーベリータイムソース+ブロッコリーグリル クミン風味+にんじんとぶどうのサラダ…など)
PART2 鍋で煮るだけ(鶏肉と野菜のクリーム煮+ケールとグレープフルーツのマスタードドレッシング+パプリカとオリーブのトマトマリネ…など)
PART3 フライパンで焼くだけ(豚フィレ肉ソテー りんごと玉ねぎの白ワインソース+豆とセロリの明太子マリネ+カマンベールとくるみ、クレソンのハニービネガーソース…など)
PART4 ひとつの生地だけで(ベーコンとブルーチーズのキッシュ+きのことズッキーニのバルサミコ酢あえ+フルーツパフェ…など)
PART5 あえるだけ、混ぜるだけのオードブル(まぐろのカルパッチョ+モッツァレラとカラフルトマトのオレンジマリネ+きゅうりと梨のアボカドサラダ…など)
巻末特集「エスニックフレンチ(レバノン風なすの冷製/2つのフムスなど)」「自慢のデザート(ビッグプリン/バイオレットケーキ…など)
コラム「大きなグラタンを焼こう」「おいしいチーズがあれば」「タルティーヌ タルティーヌ! タルティーヌ!!」…など
【著者プロフィール】
サルボ 恭子(サルボ・きょうこ)
1971年生まれ。料理家の叔母に師事した後渡仏。ル・コルドンブルー・パリ、リッツ等の料理学校を経て「オテル・ド・クリヨン」調理場へ。当時2つ星のメインダイニングとパティスリーに勤務。都内でフランス人の夫、子ども2人と暮らす。近著に『作りおきオードヴル』(朝日新聞出版刊)、『サルボ恭子のスープ』(東京書籍刊)、『夜9時からの 飲める ちょいメシ』(家の光協会刊)等がある。
http://www.kyokosalbot.com/
Instagram @kyokosalbot
【書籍概要】
書 名:おもてなしは一品豪華主義でいい
著 者:サルボ 恭子
仕 様:B5変判、128ページ
定 価:本体1,500円+税
配本日:2019年11月11日(月)
ISBN:978-4-416-71929-9