KNT―CTホールディングスの2018年4月の総取扱額(グループ14社計)は、前年同月比2.5%減の360億4459万円だった。国内旅行が3.5%減の232億6957万円、海外旅行が18.2%増の97億1261万円。外国人旅行は11.1%増の21億214万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が7.1%増(23億3984万円)、学生団体が9.3%減(36億446万円)。一般団体が増加するも学生団体が減少し、団体旅行合計で3.5%減(59億4431万円)となった。国内企画旅行は、メイトが2.8%増の40億2444万円、クラブツーリズム国内は7.6%減の95億5382万円となり、合計で4.5%減の136億1230万円。国内個人旅行は増加し、0.1%増の37億1295万円だった。
海外旅行の内訳は、一般団体は10.2%増、学生団体は24.8%増で、合計が12.9%増の18億1544万円となった。海外企画旅行は20.3%増の47億5040万円、海外個人旅行も18.4%増の31億4676万円と共に前年を上回った。
区分別に見ると、国内団体は、前年の大型イベント団体参拝旅行の反動減の影響があったが、招待、職場旅行が増加した。学生団体は修学旅行や遠足などが減少した。メイトは、関東方面などが減少したが、北海道や東北、九州、沖縄方面などを中心に好調に推移した。クラブツーリズム国内は、バス旅行部門が全般的に不調だった。国内旅行部門は桜の早期開花や霧島新燃岳噴火の影響を大きく受け減少した。