日本での新型コロナウイルスは死者も増え続け、陽性反応があった人はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」をはじめ数百人にも拡大、2次感染者も現れ、小中学生までも広がった。
ダイヤモンド・プリンセスでは未検査のまま下船した乗客や厚生労働省の職員がいるなど、あってはならない不手際に厚労相が謝罪するに至っている。その政府は「不要不急」の外出は控えるなどのコメントは何を要や急とするのか、曖昧すぎて収拾がつかないことに。都心の通勤電車は満員で走っているし、職場は急に休めない。
不要不急という気休めみたいなものでいいのかが問われると、一転して、イベントや行事、スポーツ大会の延期や中止に加えて、学校の一斉休校を要請するなど、それによる課題のフォローや対策が不明確のまま大混乱になっている。
まん延地帯の中国武漢市からチャーター機で帰国した人は、房総の著名ホテルや宿泊施設で隔離し経過観察をした。それはうまくいったと思われる。客船も横浜到着後すぐに陽性と判断された人は病院へ、その他の人は全員宿泊施設に隔離滞在すべきであった。
このところ、日本海側や北海道に雪は降り続けているが、そのほかの地域は例年にない雪不足でスキー場は開業できず倒産の施設も少なくない。また、政情で激減した韓国や、春節からコロナウイルスの件で渡航が制限された中国などインバウンドを相手にしていたホテルは大打撃を受けている。
2月の薄い観光客動向も相まって、スキー場に隣接したホテルや地方のホテルは受け入れが可能であり、経営危機を救うことにもなる。乗船客の中でも福島県の病院に入院している陽性患者がいる。ダイヤモンド・プリンセスが海から山への戦略である。インフルエンザは正体と治療方法が知られており、現在はコロナより死者はかなり多いがパニックにはならない。学校まで休校にするなら、当然試験も卒業式も入学式も柔軟に変更するなど、あらゆる方面での思い切ったフォロー政策が求められている。
言うまでもないが、経済にも日本の信用にも大きく関わる。東京オリンピックの開催に影響を及ぼしかねない。また、2千万人に及ぶ海外渡航で、日本人の入国拒否が広まらないことを願うばかりである。絶対に日本がまん延国の烙印(らくいん)を押されないように気を緩めることなく行動しなければならない。感染原因やルートやウイルスの正体、検査拡大と治療薬の開発が早期に実現することを期待したい。
3月21日から開催する予定だった「全国ほんもの体験フォーラムin南信州」も、全国各地から集まることのリスク回避を考慮し、終息しているであろう冬へと延期することとした。準備をしていただいた参加者、パネラー、主催者、宿泊施設など、これまでの準備に感謝すると同時に世情と現状をご理解いただきたいと考えます。
次回開催に向けてのご協力をお願いします。東日本大震災で「がんばろう日本!」と一つになった。今回は「乗り越えよう日本!」の合い言葉で乗り越えたいものである。