岐阜県の「観光入込客統計調査」によると、平成27年の入込客数(延べ人数)は前年比5・1%増の7139万5千人で過去最多となった。「北陸新幹線の延伸開業(3月)で、北陸経由の入込客が増加したことなどが要因」(観光企画課)という。
実人数は同18・3%増の4360万1千人。内訳は日帰り客が同19・3%増の3731万1千人、宿泊客が同12・8%増の628万9千人。宿泊客のうち、外国人は同48・0%増の77万2千人で、客数増加の一因となっている。
観光消費額は総額で2843億7400万円、同5・5%増。日帰り客、宿泊客とも増えた。
入込客数がトップだった観光地は土岐プレミアム・アウトレット(土岐市)で、735万8千人が訪れた。次いで、河川環境楽園(各務原市)の505万2千人、高山市街地の346万2千人で、順位は26年と変わらなかった。