総取扱額は1%増
外国人、8%の伸び
観光庁が9月27日に発表した主要旅行業50社の4月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比0・8%増の4045億2132万円だった。内訳は、国内旅行が0・6%増の2489億447万円、海外旅行が0・2%増の1324億2528万円、外国人旅行が8・0%増の231億9157万円。
旅行会社からの聞き取りによると、国内旅行は熊本地震などの影響による取り扱い減少の反動増加があったが、北海道、沖縄方面が低調だった。
総取扱額が前年実績を超えたのは、50社中24社。旅行分野別では国内旅行が49社中22社、外国人旅行が35社中25社、海外旅行が48社中27社。
募集型企画旅行の総取扱額は0・9%増の1388億9828万円だった。内訳は、国内旅行が0・5%増の1113億6309万円、外国人旅行が15・5%増の20億6667万円、海外旅行が1・5%増の254億6853万円。
募集型企画旅行の取扱人数は、0・8%減の271万4291人。このうち国内旅行は1・3%減の251万9910人、外国人旅行は25・4%増の6万4616人、海外旅行は1・2%減の12万9765人。
ジェイティービーグループは15社計から25社計に。びゅうトラベルサービス、エスティーエートラベル、テック航空サービス、ニッコウトラベルを追加した。