鉄道旅客協会が昨年12月26日に発表した主要旅行業12社の2017年11月の旅行取扱額は、前年同月比4・2%増の3273億2137万円だった。内訳は、国内旅行が1・3%増の2094億9656万円、海外旅行が9・6%増の1011億37万円、外国人旅行が11・7%増の150億5414万円、その他が3・7%増の16億7030万円。
総取扱額が前年を上回ったのは、東武トップツアーズ、農協観光を除く10社。分野別で見ると、国内旅行はKNT―CTホールディングス、東武トップツアーズ、農協観光、西鉄旅行を除く8社が前年実績を上回った。海外旅行は9社、外国人旅行は10社が前年を上回った。
2017年4月からの累計を見ると、12社の総取扱額は前年同期比2・0%増の2兆4563億6991万円。各社の状況を見ると京王観光、農協観光、読売旅行を除く9社が前年同期を上回った。
分野別で見ると、国内旅行は0・2%減の1兆5372億9526万円、海外旅行が5・9%増の7892億6477万円、外国人旅行が6・7%増の1151億9043万円、その他が4・8%増の146億1946万円。前年同期実績を超えたのは、国内旅行は5社、海外旅行は12社、外国人旅行は10社だった。