インバウンド客の予約も
旅館・ホテル専門の情報システム会社、タップが提供する自社サイト向け予約システムは「イーコンシェルジュ(e―concierge)」。
日本語と英語、中国語繁体字・中国語簡体字、韓国語の5カ国語に対応。クレジット決済機能を標準装備しており、インバウンド客の予約受け付け、決済を自社サイトですぐに始めることができる。日本語のみや、特定言語に絞った宿泊プランの公開も可能だ。
直近のバージョンアップでは、WEBチェックイン機能を新装備。ゲストが、宿泊日当日にウェブで事前チェックインできるようにした。フロントでのチェックイン業務量の削減が期待できる。
もちろん「手間いらず」「TL―リンカーン」「ねっぱん!」「らく通with」といったサイトコントローラとも連動している。
同社の小規模宿泊施設向けシステム「accommod(アコモド)」にも注目したい。
50室以下のホテル、旅館、民宿、ペンション、ゲストハウスなどに向けて開発したクラウド型のウェブ宿泊予約・宿泊管理システムで、1アカウントで複数施設の管理が可能。日常業務や売り上げ管理、顧客管理を手持ちのPCやタブレット1台で行うことができる。
鍵もスマホも不要なWi―Fi型スマートロック「RemoteLock」と連携しており、鍵の受け渡しの省力化も可能だ。将来的には無人化の対応も進めていく。
宿泊予約システムとしては「宿泊プラン販売」「多言語対応」「クレジット事前決済」の各機能、宿泊管理システムとしては「お部屋割り機能」「在庫管理」「売上管理」「顧客管理」「各種帳票」の各機能を基本装備している。