操作が簡単で使いやすい
神戸新聞グループの神戸新聞興産の旅行部門として36年前に設立された神戸新聞旅行社。前身の神戸新聞会館時代を含めると60年以上旅行業を営む兵庫県でも老舗の旅行会社だ。国内の自社主催募集ツアーをメインに、団体手配旅行、パッケージツアー、神戸新聞関連企業のインハウス業務など幅広い商品を取り扱う。最近は土地柄を生かし、神戸発着のクルーズに力を入れ、取り扱い実績を大きく伸ばしている。
その同社はアイディディ・ソフトウェアの中小旅行会社向けリテール業務支援システム「アイディディ・トラベルワーカー」を導入し、業務の効率化を図っている。
トラベルワーカーは、グーグルのクラウドサービスを利用することで初期費用と月額保守料が不要。月額アカウント料のみで使える。
それまで使っていたシステムに特に不満はなかったが、「とにかくコストがかかっていた。コスト削減を第一の目的にトラベルワーカーの導入を決めた」と企画課長の江越純子氏。同じ新聞会社系の導入実績があったことも安心材料だった。
「以前のシステムと比べると操作が簡単で使いやすい。新人でもすぐに慣れて使いこなせている」と江越氏。また、「クラウド対応のため緊急時は、会社にいなくてもすべての情報が確認できる」とも。コストの大幅な削減も実現できた。
同社では併せて、募集ツアーに特化したオプションサービス「WEB連動 募集型企画旅行システム」も導入した。まだまだ電話予約が多い現状だが今後は、ウェブ予約の比率を高め、業務の省力化を図る意向だ。
スマートフォン旅行商品イメージ
旅行業務支援システム idd TRAVEL worker