AIが返信文をサポート
かんざし(東京都千代田区、林垣恵太社長)は、宿泊プラン一括管理サービス「かんざしクラウド」をはじめとした「かんざしシリーズ」を旅館・ホテル向けに提供している。
同社の口コミ一元管理ツール「くちこみクラウド」は、OTAに寄せられた自館に関する口コミに対して、AIで返信文の文例をサポートする機能や、各OTAの口コミの総合点や項目別の点数を一覧表示する機能などを備える。
分かりやすい管理画面で直感的に操作できるため、現場の担当者がストレスなく使えることが、宿泊施設側の導入の一番の決め手になっている。
これまでのアップデートで、対応サイトに「Google」と「Yahoo!トラベル」を追加。口コミ投稿数が爆発的に増加しているGoogleへの対応策に頭を悩ませていたウェブ担当者の課題を解決した。また、口コミ返信時の自動作文機能には、翻訳言語を追加。英語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)、韓国語に対応している。
林垣社長は「くちこみクラウドを『集客用ツール』として活用する施設が増えている。各OTAの口コミを網羅的に分析することで、自社の強みと改善点を把握。漏れなく返信を行うことは自館のブランドイメージの向上につながる。くちこみクラウド上で集めた自社アンケートは何よりの財産となるので、積極的に収集して集客に活用してもらいたい」と語る。
利用料金(税別)は、初期費用が2万円で、月額利用料が1万4800円。「かんざしクラウド」の契約者は、定価から半額になる。19年8月末日までの申し込みで「QRコード機能」と自社ホームページに口コミを表示できる「自社集客用ツール」のオプションが2カ月間無料となるキャンペーンも実施中だ。
くちこみクラウドの管理画面
くちこみクラウド|株式会社かんざし KANXASHI Corporation